冷たいもので「歯がしみる」経験をしたことはありますか?
あまりにしみると食事や歯磨きが辛くて困りますよね。歯がしみる原因はいったい何なのか・・・。
症状や原因、対処法について見ていきましょう。
歯がしみる場合の原因と症状の特徴
1.虫歯
虫歯はあらゆる年代で起こりますが、どちらかというと若い世代に起こる虫歯の方が症状を敏感に感じやすい傾向があります。
<症状の特徴>
冷たいもの、甘いものでしみる症状から始まり、徐々に温かいものでもしみるようになります。一度症状が起こると、すぐに症状は引かずにしばらく続きます。放置しておくと、刺激しなくても痛みが出てきます。
2.知覚過敏
成人で歯がしみるという時、知覚過敏が原因になっている場合が多くあります。主な症状は「冷たいものでしみる」というものです。
<症状の特徴>
知覚過敏の場合、一瞬だけしみるか、もしくはしみてもそれほど長く症状は続きません。また、同じような症状が長期間続くことが多いです。
歯がしみる場合の対処法
「歯がしみる」と感じたら、一度歯科医院で診てもらいましょう。「しみるから知覚過敏だろう」と放置していると、実は原因は虫歯で、進行して神経に達し激痛を起こす場合もあります。
もし知覚過敏だとしても、その原因は多くの場合、歯周病で起こる歯ぐき(歯肉)下がりや、間違った歯磨きで歯ぐき(歯肉)が傷ついてしまったなどの理由です。その元々の原因を改善しなければ症状が悪化する可能性があります。
いずれにしても放置せず、一度受診することをおすすめします。